店主のよもやま日記

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2010年6月16日 17:00

東京より

初夏の爽やかなよい陽気の中、ご紹介いたしますのは東京の「明治神宮」です。

明治神宮というと、初詣の参拝客数では30数年間、一番の人出となっておりお正月のお詣り・・・のイメージがつよいのですが、杜の緑がとても爽やかなこの時期の散策も、とても心地よいのです。

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大正のはじめまでは、まだ荒れ地だったこの地には、全国から奉納された木が植えられ現在では東京ドーム15個分の境内に、246種類、17万本もの木々が豊かに生い茂る貴重な自然林となっております。

創建当初より明治神宮に何を植えたら立派に育つのか、また100年後にどのように自然の状態になっていくのかを考えられ、日光や伊勢のような杉や檜の木ではなく関東ローム層の地質にあった、椎や樫、楠などの照葉樹が多く植えられたそうです。

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都心の真ん中にいる事を忘れてしまいそうな、自然の森です。
その緑の参道を抜けた初夏の青い空の下での、お社はとても清廉に目に映り海外からの観光客の方も沢山おいでになります。

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その神宮の一角には、江戸時代初期以来の加藤家、井伊家の下屋敷の庭園で、明治時代に宮内省の所轄となった「御苑」があります。
この6月には、その御苑の中の「花菖蒲」が見頃となります。
王昭君(おうしょうくん)、三笠山(みかさやま)、九十九髪(つくもがみ)、五湖遊(ごこあそび)、都の巽(みやこのたつみ)・・・など、100種以上の1500株の花菖蒲が咲きそろいます。

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少し寒かった5月の末に見た時には、まだ数輪の開花だったのですが写真を撮りました6月のはじめには500輪ほどが咲いておりました。
このブログがアップされる6月の中頃には、すべての花が咲き揃ってのちょうど見頃となりそうです。

菖蒲園の手前、南池には睡蓮も一緒に見頃を迎えています。

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原宿の賑やかなファッションタウンに面した大鳥居の南参道から入られて、御苑、神宮をご覧になったあとは、新宿の高層ビルをバックに広々とした緑が広がる西参道へと抜けてゆくルートがお勧めです。

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表参道や、青山、外苑・・・ここから色々なスポットへ足をまた伸ばしてゆくのも楽しみな事と思います。