店主のよもやま日記

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2008年8月15日 16:40

東京より

東京の夏のお祭りは、5月の神田祭から始まって、三社祭やほおづき市などいろいろありますが、東京は入谷にあります、鬼子母神を祀る真源寺を中心に開かれる夏の風物となります「朝顔市」をご紹介いたします。

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鬼子母神はインド仏教上の女神のひとりで人の子供を奪っては食べてしまう悪神でありましたが釈迦がその鬼子母神の千人の子供のうち最も愛していた末子を隠し、

「千人のうちの一子を失うもかくの如し。いわんや人の一子を食らうとき、その父母の嘆きやいかん」

と子を失う親の悲しみの気持ちを実感させ改心させたと言われております。
それ以後は児を守る善神となり、子供と安産の守り神として信仰されるようになりました。

入谷をはじめ、鬼子母神をお祭りするお寺にはそんな由来から「鬼」の字ではなく、文字の上の角のとれた080804.gifの、「おに」の字を使うそうです。

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例年なら、7月の6日、7日、8日と決まっているのですが今年は北海道でのサミットの警備の関係から、7月の末の開催となりました。
お店の人に聞くと、例年の時期だと実際の朝顔の時期より少し早めなので花の咲き具合を調整してやるそうなのですが、今年は2週間ほど遅くなったために丁度よい咲き具合だったそうです。

通りには沢山の朝顔の露天が並び、花の種類や咲き具合を威勢の良いお店の人と相談しながら選んでゆくのがまた楽しみです。
今年の花を綺麗に咲かせて、秋にとれた種で、来年のきれいな朝顔を楽しみに・・
そんな風に思いながら、毎朝水をあげています。
入谷朝顔市の公式HPはこちらです。

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